INTERVIEW
インタビュー
【CROSS TALK】
岡山 裕介(取締役兼執行役員)/齋藤 瞬(広告事業本部 第二広告事業部 ビジネスユニット2部)

真摯な態度から
信頼が生まれる
「どんな営業職になりたいという目標はある?」(岡山)
岡山:齋藤さんは入社3年目だから、全体の仕事の流れを掴んだところかな?
齋藤:そうですね。一通りの業務について経験させていただいたところです。経験を積めば積むほど、自分に足らないところが見えてきて……。
岡山:例えば?
齋藤:ひとつは、信頼性ですかね。先輩の姿を見ていると、お客様から信頼を得なければ仕事はうまく進められないのではと感じています。
岡山:確かにそうかもしれないね。特に、私たちが扱っている広告は、形のない無形商材だから、売る側である営業職の信頼性っていうのは重要だと思うよ。齋藤さんは信頼を得るために、どんな営業職になりたいという目標はある?
齋藤:一番は、クライアント様とうまくコミュニケーションをとりながら、課題や問題点を的確に捉えて回答できるようになりたいですね。そのために、より多くのことを経験して引き出しを増やすことが大切だと思っています。
岡山:確かに、それは営業職として最も重要なことかもしれないね。齋藤さんのように懸命で真摯な態度で向き合えば、必ずその思いは通じて信頼が立ち上がってくると思うな。

情熱を注げる目標を掲げ、
試行錯誤を重ねること
「どのように壁を乗り越えてきたのですか?」(齋藤)
齋藤:岡山さんにぜひお聞きしたいのが、どんなふうに壁を乗り越えてきたのかということです。業務がうまくいかなかったり、思ったような成果がでなかったりした時はどのように克服されてきたんですか?
岡山:ポジティブだから壁を壁だと思わない性格っていうのもあるんだけど(笑)。ひとつは、仕事やプライベートで目標を掲げてそれを達成しようという意欲を持ち続けること。目標を持つと、気持ちが途切れずがんばろうと思えるからね。
齋藤:なるほど。岡山さんが持ってらした目標とはどんなものだったのですか?
岡山:当時は、とにかく仕事のポジションをあげようと思っていたよ。立場が変われば部下ができる。すると、業務の幅も格段に広がって働きやすくなるはずだと。
齋藤:確かにそれは働きがいになりますね。実際にその目標を実現するために、どんな試行錯誤をされて成果につなげようとされていたのですか?
岡山:例えば、営業としてはお客様と距離を縮めるのは大切でしょ?だから、新聞や雑誌を読みながらたくさんの話題を頭に入れて、「これで30分は会話を弾ませよう」とか。若い時は、何かしら具体的な目標を持って工夫を重ねていくことが必要だと思うよ。
齋藤:仕事に情熱を注げる目標を持って、それを達成するために工夫を続けることが大切なのですね。とても参考になりました!

無我夢中で取り組むことで
自信と挑戦心を培える
「遠慮してしまう理由が知りたいな」(岡山)
岡山:若い社員を見ていて思うのが、大きなプロジェクトになるほど、あまり意見を言わないというか、遠慮してしまう理由を教えてほしいっていうのがあって。
齋藤:やっぱり、岡山さんや他の先輩たちに圧倒されているところがあります。アイデアをまとめるスピード感とか問題提起の的確さとか。その中で、足踏みをしてしまうところは正直ありますね。
岡山:ただ、若い社員の人がどんな意見を言っても怒るとか頭ごなしに否定するっていう場面って一度もないよね?
齋藤:まったくないです。
岡山:それは、若手の意見が重要だと感じているから。どんどん意見を言ってくれた方が場は盛り上がるし、良いものができると思う。
齋藤:そう言っていただけると本当に嬉しいです。ただ、あの場面で意見を言う勇気がなかなか出なくて……。
岡山:無我夢中でやるとその勇気が出ると思うよ。「これだけやったんだから」っていう気持ちが、自信と挑戦心を培ってくれるはず。

ワークライフバランスを保ち、
働きがいを高められる環境
「広告業界のイメージが変わりましたね」(齋藤)
岡山:入社してから数年が経つけど、客観的に見て当社の魅力はどこだと思う?
齋藤:真っ先に思うのが、労働環境の良さだと思っています。広告業界と言えば、仕事量が多くて残業ばかりのハードワークな印象を持っていました。入社後は、しっかりワークライフバランスを考えながら仕事に取り組めるのでプライベートな時間も充実。広告業界のイメージがガラッと変わりましたね。
岡山:私も入社から20年ぐらいになるけど、その部分が特徴だと思う。例えば、最近になって採用したフレックスタイムの導入で、齋藤さんが言うように仕事とプライベートがさらに充実するようになったと言う人も多いよね。
齋藤:本当にそうですね。あと、PCを支給してもらっているので、状況に応じてテレワークに対応しているのも嬉しいポイントだと思っています。
岡山:とにかく、一人ひとりの社員が実力を発揮しやすい環境を作るために、時代と歩調を合わせながら色々と改善を重ねているのが当社の大きな魅力なんだろうね。